New 5 Series 試乗 その2

前回のに引き続きNew 5 Seriesの試乗記です。

今回は2台の5 Seriesを乗り比べることができました。

初めて運転する正真正銘FR駆動のBMW

直6ガソリンターボエンジン搭載の540i M Sportと、私としては選択肢になるかもしれないディーゼルターボエンジン搭載の523d M Sportを試乗させていただきました。

先ずは540i M Sport。

乗り込む際には低いかなと言う印象がありますが、あくまでこれは自分のアクティブツアラーと比較しての話なので、セダンとしては非常に乗りやすい部類であると思います。

たまに開けたドアの窓枠の上部後端は内側に湾曲していて、ドアを薄めに開けて乗りこまないといけない場面では顔に当たりそうになる車もありますが、この5シリーズはそんなこともなくスムーズに乗り込めました。

エンジンは静かで大変スムーズでするすると、マイルドに発進していきます。

普段使いではそのスムーズな発進が快適な移動では重要ですよね。

何より驚いたのは、これだけ幅広で扁平率の低いタイヤでありながらステアリングがとられることなく、さらに騒音、振動が低いことです。

ひとたびアクセラレーターを踏み込めば、怒涛の加速力です。

私にはほとんど必要ないのですが・・・

スポーツモデルでありながらしっとりとした乗り味は大変好感が持てます。

ラグジュアリーモデルなら殊更スムーズな乗り味なのかと興味津々。

この車で一番良い部分はウインカーレバーがプッシュ式ではなく固定式に変更されていました。 これは特にシグナルをキャンセルしたい時に、左右に誤ってシグナルを出すことなく一回の操作で間違いなく確実に行えるのが良いです。

これからはこのタイプに戻っていくのでしょうか?

それにしても1000万円に近いを運転するのは、以前所有していたセンチュリー以来です。

運転者を緊張させないぐらいの乗りやすさであることは間違いないです。

私には買えませんが、良い経験になりました。

お次は523d M Sportです。

540iの試乗の後に乗ると発進の際にあれっ?ってなります。

でもこれは523dが非力なのでは決してなく540iがモンスターなだけです。

静粛性は非常に高く、ちょっと走り出せばもうディーゼル車であることを忘れてしまいます。

一旦走り出すと、もちろん非力感のかけらもありません。

ゆったりと、かつしっかりキビキビと走っていきます。

何よりうれしいのは、このクオリティーの車を燃料代気にせず、一切の「諦めた車選び感」無く走れるのはすごいです。

今まで20年以上FRセダンを乗り継いでいた私ですが、いつかはこんな車に乗ってみたいです。

楽器は媚びを考えるとツーリングがベストチョイスかな。

でも700万円の車を通勤車にするのはやはりもったいないですね。

今回は大変良い経験でした。

最後に

BMWの何が一番すごいかといえば、New 5 Seriesの試乗を2台も乗って心と体がそれに慣れた後に自分の218dに乗っても「ありゃ、しょぼい」と言う感覚が全く起きなかったことです。

逆にこの価格でこれだけの乗り味を確保して快適に気持ちよくは知らせてくれる218を造るBMWって凄いと思いました。

正に、Embraceable You

Embraceable You

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