こんばんは、サトックスです。
6月に入って発報したブレーキ点検警報!(笑)
早速ブレーキパッドをアマゾンでポチっとしたものが着弾しました。 BMWに乗り始めてから気になっていたブレーキパッドに交換することに。
資材調達
低ダスト性能が高いと噂のDIXCELの”M Type”を採用することにしました。
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DEXCELのサイトによると私の愛機BMW F45 218d Active Tourer 2C20 15/05~の適合はこちらです。
フロント
- パッド品番 Pad Part No. 1218617
- センサー品番 W.I part No. 1358-L0474
- センサー必要数 W.I Qty required 1 (左側のみ)
リア
- パッド品番 Pad Part No. 1255332
- センサー品番 W.I part No. 1372-L0642
- センサー必要数 W.I Qty required 1
ちなみに後日入荷予定のロータはこちら。
FRONT ROTER
品番 1218267
形状 V
外径 (OD) 294
厚み (TH) 22
高さ (HT) 45.2
穴数 (H) 5+1
ボア (CB) 67
PCD 112
REAR ROTER
品番 1258560
形状 S
外径 (OD) 280
厚み (TH) 10
高さ (HT) 50.5
穴数 (H) 5+1
ボア (CB) 67
PCD 112
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交換作業
予定ではローターも一緒に交換する予定でしたがフロントのみ欠品でメーカー生産予定が8月下旬との事でやむなく純正ローターをそのまま使用してブレーキパッドのみ交換しました。
こちらが届いたパッド。
中にはブレーキパッドコンパウンドグリスが同梱されていました。
先ずは右側から。
タイヤを外してパッドホルスターのネジを緩めようとしたら工具が入りません。
ホルスター裏側に13mmのナット、こちらは問題なく外せますが内側に17mmのフランジ付きのナットが入っており手持ちの工具では厚くて入りませんでした。
ちなみにこの部分のクリアランスは6.7mmなので薄型スパナでないと入りません。
と言うことでこの日は作業を断念して工具を入手して仕切り直しと言うことに・・・
私は近所のアストロで他の買い物のついでに買ってきましたがもっと安いのもありますね。
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トヨタ純正のカッチン防止グリスも手元に用意して外したのに・・・
ついでなので軽く掃除しときました。
こちらが左側のセンサーが挿入されている箇所です。
パッドも随分と薄くなり残りわずかですね。
3,000kmも使ったらまずいことになりそうですね。
摩耗センサーのトリガー設定もそれほど余裕をもっているわけでもなく常識的なタイミングの様な気がします。
私のペースだとうっかり1カ月も先延ばしにしたら危険ですね。
作業再開
無事薄型スパナも準備できましたので気を取り直して作業を始めます。
右側の摩耗状況です。
シングルピストン側のパッドの方が消耗が進んでいますね。
ダスト超低減と書いてありますね~期待が持てます。
こちらは外側のパッド、新品との比較です。
内側もこの状態です。
41,000km程使えれば、それほど消耗が早い訳ではない気がします。
ブレーキダストだらけでしたので真鍮ブラシとエアーガンで清掃しました。
ピストンの内側に多少錆が浮いています。
本当はここも綺麗にしたいところでしたが、夕方から始めましたので明るいうちに作業を言えるべくまた次回にゆっくり磨くことにします。
こちらが業界では有名なカッチン音防止グリス。
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この部分に塗っていきます。
作業途中で下段にしか塗布されてませんが、パッドの角が当たる上段にも塗布します。
パッドの裏側とキャリパーが接触する部分に同梱されていたブレーキグリスを塗布しておきます。 1箱に1本入っていますが左右施工するのに十分な量が入っていました。
裏表パッドの取付完了です。
随分ピッタリでカッチン音も出にくそうです。
無事収まりました。
特に違和感もありません。
左側には摩耗センサーが付いていますのでフェンダーカバーの一部を起こしてコネクターを外します。
先に摩耗する内側のパッドに切り欠きがありそこに挿入されています。
この様に取り付けてありますので、配線が接続されている側に引き抜けばOKです。
左側の摩耗状況です。
右よりは減りが少ないようです。
ノギスで測ればよかったのですが作業を急いで測定する余裕がありませんでした。
内側の摩耗比較です。
外側はこちら。
こちらがお待ちかねのフロント用摩耗センサーです。
こんな感じに差し込みました。
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配線を元に戻して。
元の様にコードを配策します。
左側も無事収まりました。
掃除の時間も入れて1時間ぐらいで完了です。
ホイールも外したついでに洗浄します。
まともにホイールを掃除したのは去年の7月なのでほぼ1年でこの汚れです。
あまり細かくやっていると日が暮れてしまうのでサクッと洗いました。
ガラスコーティングを施工してあるので比較的簡単に綺麗になりました。
比較的なのであっと言う間にとは程遠いいです(笑)
表も綺麗にしておきます。
これでどのくらい汚れないのか楽しみですね。
ブレーキパッドの摩耗警告のリセットは改めて行うことにしました。
実はこのリセット作業がうまく出来ないことになるとはこの時は思いもせず。
[リセットは無事解決できました! 詳細はこちらの記事]
タイヤを全て戻して、トルクレンチでボルトの締め付けを確認。
エンジンを始動したらブレーキべダルをポンピングして前進後進のブレーキテストをしてから、近所を試乗して異常がないことを確認しました。
交換後の感想
馴染むまでは効きもこれまでに比べると穏やかですが恐らく馴染めばそん色のない効き味の様な気がします。
ただ、これまでの効き味に比べたらやはり書道の制動は大変穏やかで踏み増しが必要ですが、踏み増し後はマイルドな印象でありながらしっかりした制動力が感じられますので街中の走行で同乗者に気配りしながらのブレーキングをするようなシーンでは断然運転が楽になりました。
ダストの状態も2日も乗るとこれまでは結構汚くなりましたが、このパッドに交換してからは1/4以下の汚れ具合です。
当たりが付けばもう少し落ち着くのかな・・・
ただ今回はローターを交換していないので、最大の効果はもう少し期待できそうかな?
楽しみですね。
続きはこちら、
41,000km 1回目(フロントブレーキパッド)
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コメント
私の218d(アクティブツアラー、FF、59000km)も、昨日「ポーン」が鳴りました。費用節約のためにDIYと思っていたところなので、参考にさせていただきたいと感謝しています。初めてのパッド交換なのでローターは継続使用する予定です。ちなみに、キャリパー取付ボルトの締め付けトルクはどのくらいでしょうか。
また、作業中に注意するべきことなどがありましたらご教示いただきたいと思っています、よろしくお願いいたします。
そうですね、警告が鳴る前に交換できるとセンサー代金が浮きますね。
私は次回それを狙っています。(笑)
締め付けトルクについてはこちらを参考にされるとよろしいかと思います。
https://www.newtis.info/tisv2/a/en/f45-218d-sat/repair-manuals/34-brakes/34-11-front-wheel-brakes/1VnYEAS19G
最近は学習しなくなったどころか物忘れが進んで作業中どこで苦労したかも忘れてしまいようになってしまいました。 時間が無い中でサクサク作業をしているのでついつい記録をおろそかにしています。
作業上で失敗したことはセンサーの取り外しに失敗して破損したことです。 どのみち摩耗済みのセンサーなので再利用はできませんが破損せずに取り外せるようになることで冒頭の作戦を実現できますのであらかじめコツをつかんでおく必要はありますね。
怪我に気を付けて楽しんでください。
諸事情により、貴重なアドバイスをいただきながらご無沙汰(お礼もせず)していましてすみませんでした。
本日(61700km)、ようやくフロントパッドを交換しました。やはり、規定のトルク管理をするということは代えがたい安心感があると思います。ちなみに、センサー部分を傷めずに取り外す方法として、予めセンサーの配線(コネクタ・支持個所も)を外し、キャリパーを外し、個々のパッドを外してからマイナスドライバーなどでそっとこじれば無傷で外せました。ありがとうございました。
無事作業を完了できたようで何よりです。
4000円ぐらいのセンサーですが、タダではないので再利用できれば有難いですよね。
センサーに触れてからさらにしばらくパッドが使えるのであればまだもったいなくもないかもしれませんが大した残りもないですし早めに交換した方が気分もいいですからね。
規定トルクで施工できるのは安心です。 特に締付トルクが大きくないネジで締め過ぎを防げて不安が減りますね。
6万キロ越えでもセンサーに触れていなかったとは摩耗が少なかったんでしょうか? 私は4万キロでセンサーに触れてしまいました。
あと2千キロほどで8万キロに到達しますが今のところすぐに交換が必要なほどパッドは摩耗していません。 BMW純正パッドよりも長持ちするようです。