購入記 5 BMW以外の選択肢

では、BMW 218d以外の選択ではどの車で私のRequirementsを満足させることができるでしょうか。

こう考える時点で欲しくてしょうがなくなっていますが、あくまで冷静に・・・どう奥を説得できるかです。 まあ決める時は自分で決めるんですがね。

BMWと同じ検討のトレイに乗せるのはどうかと思われそうな選択肢も登場しますが・・・別に値段やグレードは問わず私の目的にフィットすればOK。 安く上がる場合もあれば高くなる場合もあり、それぞれ満足で切れば問題なし。

If it works for me, then it’s worth it to me.

これが私のいつも考えていることです。

マツダ デミオ

何度かデミオディーゼルには試乗しました。2WDタイプと4WDタイプ両方です。 今までFRばかりを乗り継いできて頭のどこかに、少々トラウマのようなFF車の乗り味を疑っているところがあるのは正直なところです。 過去に家の奥の専用車でFFコンパクトカーを2台所有しましたが我慢の連続でした。 そこで少しでもそのトラウマを小さくすべく4WDを考慮してみる訳です。

4WDは足そうですが車高が高く、乗り降りのしやすさははっきりと分ります。 運転席に座った感触も悪くなくシートポジションも小さな車ながら申し分なく、ステアリングの位置もこのサイズの車には珍しく私に合います。 動力性能も問題なく静かでストレスなく快適に走れ、燃費の良さも光っています。 4WDでなくても良さそうですが去年奥専用車として購入したフォレスターの感触が良かったので敢えて4WDと言う選択も有りかな。 もちろん燃費のことを考えたらFFなんですが。

では何が自分にとって残念なのか?

内装色が真っ黒。 これ我慢できません。

シートカバーをかけてドアトリムを嵌め換えてベージュにするオプションもありますが、シートとドアトリム以外のパネルやフロアが真っ黒のレベル。 本当に好みの問題なんですが毎日3時間過ごす空間として考えると自分への影響は大きいです。 仮にベージュ本革内装なんていう設定があったらすぐにこちらでポチッとはんこ押していたと思います。

楽器を積むと2名乗りに、ランクルでの移動があまり減らない。

でも値段は手ごろで、気軽に更新できる車種としては最後まで選択肢に。

コルベットを3台乗り継いだ奥の一言: シートのホールドも良くて助手席も快適。 ただ京都まで3人で快適に移動できるかしら?

ちょっと厳しいかな。 時々アメリカから妹が遊びに来る際には3人で小旅行に出掛ける機会がありますが、さすがにランクルピックアップで旅行は避けたいみたいです。

マツダ CX-5

CX-5にも試乗しました。

先ずこれなら楽器の積載の心配も定員の心配も全くありません。 軽快ながらもしっとりと安定感のある乗り味はコンパクトクラスでは望めない要素で気に入りました!

では何が自分にとって残念なのか?

内装色が真っ黒。 それと、楽器を運んでいないときは無駄になる大きさなので、燃料の節約にはあまり貢献しない。 また、それほどこの車が欲しいという気持ちはわいてきません。

むしろ消去法でこれが残ったと言う感じで、そこに費用をかけるのはちょっと疑問がわいてきます。

その後ミヤタ、ジャガーSタイプ、プログレ乗り継いだ奥の一言: 今回購入の車のポジションと目的を考えると中途半端なサイズね。 確かに、その消去法というアプローチを感じ取ったようです。 トレーラー牽けるのかしら? 良い質問です! ヨーロピアンなら問題ないですが我々の欲しいアメリカントレーラーは無理。

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で、ここまでは一般的に理解できる範囲の選択肢に対する考察。 では、ここから先は私の趣味をもう少し考慮した選択肢の考察です。

日産ADバン

まさかの4ナンバー。

と言ってもランクルは1ナンバーですし、その前はGS136Vのクラウン・バンでしたので特に珍しい訳ではありません。

この車のメリットは積載性、車体の安さ、架装性の良さ、3DINスペースがあるインパネ。
無線のアンテナを設置するためセドリックには天井に1個、ランクルには2個穴をあけて下ります。 ADバンなら気にせず穴あけできます。 3DINスペースはナビと特装アンプをそのまま改造無しにインストールできます。 このあたりの詳しいお話は大幅な話題の脱線の元になるので程々にしておきます。

職場では通行人により車体が傷付くことが多々有り、更に船の塗装が飛んできて・・・なんていうことも度々。 この車ならそんなにカリカリしなくても済みそうなのがメリットです。 タイヤやその他の消耗品も安価で揃える事ができますね。

残念なところは、燃費がそれほど良くない。 後席のシートがさすがに板状。 そう考えるとクラウンバンの後席はワゴンに比べれば位置が窮屈でしたがしっかりとした形状のシートだったのが流石です。

その後、ラウムを足車として、そしてフォレスターを乗り継ぐ奥の一言: 後席が・・・ 確かに。 楽器運ぶには良いけど衝突予防装置もないし燃費もそれほどでもないのですぐに買い替えになりそうな選択ね。 警察の用務車じゃないんだから・・・ はい、言い訳の余地なしです。 全くその通りです。

トヨタ クラウンロイヤル HV

やっぱりフルサイズセダンいいですね。 奥と試乗もしましたが、なかなか素晴らしい車です。 もうすっかり楽器の運搬のこと忘れ去ってしまいます。

値段が高すぎることと、楽器が運べない、結局またソリッドブラックになり手入れに気力が吸い取られてしまい・・・ 燃費はハイブリットで良いのは間違いないのですが、ハイブリットはノイズの問題が。 ステアリングヒーターといい、至れり尽くせりで奥も気に入っているようですが、やはり今の必要性には合致していないですね。

プログレが大のお気に入りだった妻の一言: インテリアの印象、乗り心地、装備は良いけど、高い! 楽器どうするの? セドリックと同じセダンに換えても意味ないでしょう?

トヨタ プレミオ

クラウンが高いからとプレミオの1.5Lに。 もちろん試乗もしてきました! 一体どの方向に進んでいるのでしょうか? 自分でもおかしくなってしまっています。 通勤の面では非常に乗りやすく装備も問題なく燃費の良いのですが、やはりセダンなので楽器は積めません。 価格も少々お高いような気がします。

プログレが大のお気に入りだった妻の一言: コンパクトで良いけど、ちょっと高くない? ちゃんと使用目的を思い出してよ。 はい、大幅に脱線しておりました。

日産 エクストレイル 20GT

ディーゼルで積載性も良く、何より視点が高いのが毎日の通勤で運転する際疲労を軽減する意味でのメリットです。 3DINインストールできてそこも良かったのですが・・・

現フォレスター乗りの奥の一言: 衝突予防装置がないことと現行モデルではないので中古車のみ。 フォレスター乗れば良いんじゃない? 返す言葉がないです。

BMW 3 シリーズ ツーリング

新車は流石に金額が高すぎるので比較的新しい中古車でクリーンディーゼルはどうかな? と言う淡い期待で。 奥からはやはり輸入車でさらに中古車ということで維持コストの懸念を指摘されました。

散々今までセドリックの維持に翻弄して、今に至ってまた同じ方向に向かおうとするのは・・・と言われ、確かにその通りなんです。

正確な指摘をする奥の一言: NeedからWantの域に突入ねぇ。

トヨタ PASSO

新型トヨタパッソ。 これも足車として真剣に考えました。 黒グリルに黒ドアハンドルと言うなんとも低グレードがアピールポイントです。 実は私は低グレード大好きなんです。

ADバンよりも更に割り切って完全に会社への通勤と2人乗車+楽器搬送に注力。 もちろん消耗品交換や日頃のメンテナンスは過剰なほどにやってしまうタイプですが、この際重整備になる前に更新もしやすい選択。

以前Vitzの3気筒を代車で借りて乗った際にあの振動レベルにはあきれました。 よっぽど軽自動車のほうが静かでした。 このパッソはそれに比べて相当改善されて静粛性は桁違いでした。 操作系は軽く街乗りには楽チン、しかも昔のFF車特有の乗り味もなく比重にナチュラルで好印象。 室内空間、頭上空間もたっぷりで快適です。 衝突安全装置も選べます。

唯一で最大の難点は、ステアリングの位置でした。 遠すぎます! あるいはペダルの位置が近すぎるとも言う。 折角のコンパクトカーなんですが無理にセッティングまでコンパクトな人に合わせなくても良いようなきがします。 この点最近のスバルは輸出使用のセッティングをほぼ共通の印象で好感が持てます。 ここが解決できていれば最高の通勤車となっていたことでしょう。

3気筒ヴィッツの代車に乗った際にエンジンマウント外れてるの?と言った奥の一言: ここまで割り切って車ケチっても、腰が痛いとか足が疲れたと言ってマッサージ代が高くつくような気がするけど。 まともな長距離移動用の車が無くなるでしょ。 確かに・・・

スバル アウトバック

実はフォレスターを買う前に現行アウトバックも何度か試乗して奥も私もその乗り心地と、ちょっと高い視点と乗降し易い着座位置、操舵感、シートポジションが運転席、助手席ともにフルコントロールできる。 そして楽器が積めて人も乗せられると言うことで可能性が一番高い選択肢でしたがディーゼルエンジンが日本では発売されていないことが最大のネックでした。 以前アウトバックのディーゼルを運転したことがありますが大変素晴らしい出来でぜひとも所有したい車の1台でした。

ガソリンエンジンで所有すると考えると毎日の足とし通勤コストを抑える点で不利となります。

私の一番の理解者である奥の一言: ディーゼルあればねぇ。

こう考えるとやはりBMW 218d Luxuryと言う選択は全ての私の要求をほぼ満遍なく満たすと言うことになります。 あとは壊れたときの見積書をみてBMWの洗礼をどーんと受ける覚悟を決めるか、それを回避する策があるのか調査して奥の理解を得れれば前に進めます。

それから奥を説得すべく、毎晩私の寝技作戦を続けます。

寝技と言っても、夜ベットで就寝前に読書をするんですがカタログをペラペラ見るわけです。

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